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『値段の高いもの』を簡単に100倍売る方法!実践的マーケティング仕掛けと楽しい仕事

2019.06.13

良い商品でも、ただ並べているだけでは売れません。
来店客千人足らずのミニスーパーが、展開場所とPOPを変えただけで売れ行きを大きく変えた実験から見えてくるものがあります。
本コラムでは、安売りせずにお客に喜ばれて売上を上げる、実践的・戦略的なマーケティング思考について解説します。

チャレンジをしていない

「良い商品であれば、売れる」。これは、ウソです。

効果的なマーケティングの実践が伴わなければ、いくら良い商品でも売れません。
最初は、気合を入れて仕入れても、ただ並べているだけでは、まして、普段売っている商品の1.5倍や2倍という様に、価格も高ければなおさらです。

商品を目にして、「どうなんだろう?」と思うお客がいても、買うと言うチャレンジをしてくれる人は、ほんの一握りです。その他大勢は、「また、今度・・・」と、なってしまいます。

この店でも、ただゴンドラの棚に並べているだけです。『こだわり品』と書かれたPOPが付けてありますが、その内容は、全く心に響きません。仕入れて、並べて、お仕舞。(その商品も終わり時間を待っているだけなのです(笑))

これでは、売れません。「運を天に任せる」という、非現実的な行動をしているだけです。

簡単に65本?

この店では、青果部門とグロサリー部門の商品を各1個ずつ選定して、各100個を仕入れて販売してもらいました。

指示したこと(条件)は、
①売価は下げない。
②主要導線上で展開。
③プライスカード以外にPOPを付ける。
ということだけです。

結果は、約3週間で、74個と65個の販売です。1ヶ月で、100本の予算は、ほぼ達成できるでしょう。

少しやり方を変えただけで、結果は大きく変わります。
『遣るべきこと』を遣れば、変わるのです。

この場合、『売れた』と言うだけではなく、『買った人がいた』という事実が重要です。

お客が、「美味しかった」という体験をしたという、貴重な体験です。
商売には、これが無ければなりません。

マーケティング戦略的思考が大事

安売りせずに、お客に喜んでもらって、売上を上げる。

それを実現するために知っておきたいこと。

それが、実践的、そして、戦略的マーケティング思考だと、私は考えています。

ジョイントベンチャー、コピーライティング、売場づくりの4P、紹介システム、USP、バーター・・・。
など、遣れることは沢山、山ほど有ると言えます。

しかし、結果が出ない人のほとんどは、それらを知らず、ただ遣っているだけ、なのです。
「やり方が悪い」ということです。

特に気を付けなければならないことは、原理や原則を理解しないまま遣っていると、大した効果が出ないだけでなく、『大切な時間を浪費』してしまうことにもなります。

何事も、基本(戦略)を学び、応用(戦術)を試す(楽しむ)ということを、実践して、行動の繰り返しによって、知恵(効果の出る方法)と持つことになっていきます。

この店は、1日来店客数が1,000人足らずのミニ・スーパーです。マーケティングの「マ」の経験も無い、お店(会社)です。展開場所とPOPを変えただけで、結果は大きく変わりました。


しかし、遣れることは、まだまだたくさん残っています。
これから本格的に、マーケティングを実践してもらい、V字回復をしてもらいます。

売ってあげる・・・?

「これは、良い商品だ。あの人に教えてあげなければ・・・」
これが、販売側の商売の基本的な考え方です。(あってほしいと思います)

だから、あなたの店が必要なのです。お客が、「行きたい」と思うのです。

そのために、仕入れ(バイイング)の業務が必要であり、目的を持った、良い仕事が出来るのです。

「売って(仕入れて)あげる」「(ぜひ)売って(仕入れて)頂戴」の関係を築くのです。
ですから、「無くては困るお店」になるのです。

そのためには、『伝える』という、手段が必須となってきます。

楽しい仕事の仕方

Win-Winの関係を築くこと。
それは、お客に対しては勿論のこと、従業員同士や地域との関わりにおいても、大いに活用することが出来ます。

今回の実験を基に、これからこのお店の各担当者には、色々な商品の販売にチャレンジしてもらおうと思っています。失敗も含め、大いに経験を積んでもらい、『知恵』を付けて行ってもらおうと思います。

実に、楽しい仕事です。
ルーティンで、「仕事を遣っている」と考えていてはいけません。それは、『作業』です。『業務』をやるのです。

お客のために、「売れる仕組みをつくる」という、有意義で、とても貢献度の高い仕事です。

どうでも良いことに、大切な時間を浪費しては、勿体ないとは思いませんか?

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