スーパーの業務改善入門

2019年06月04日

生産性を上げる、店舗レイアウト改善策

「なぜ…⁉」と、考えさせられるレイアウトの店舗が、結構多く有ります。
売上、人件費に大きく関わる重要課題なのですが、「余りにも勉強不足」という会社は、少なくないのが現実です。

リニューアル店舗にしても、新規オープンの店舗にしても、投資額は、数千万円、数億円になってきます。
ところが、ソフト面に時間を掛けていないことや、解っていないことは、余りにも勿体ないことです。
レイアウトが悪いと、毎日大きなロスを垂れ流すにことにもなり、それだけでランニングコストに大きな差を生むことにもなります。




■ 作業導線を短くするレイアウトにする

基本的に、幾つかのポイントがありますが、絶対的に実現したいことが、作業導線を出来るだけ短くするということです。

ここで言う、作業導線とは、荷受け場から、売場までの、商品を補充陳列するための移動距離のことです。

また、生鮮品などは、バックルーム内の設備や什器の設定位置によっても、作業導線に大きく関わることにもなります。
基本的に、「配置」⇒「切付け」⇒「盛付け」⇒「包装」⇒「値付け」⇒「補充」という作業の流れです。その流れを考えてスムーズで無理の無い状態、そして、作業導線を短くすることが、重要なポイントです。
既存店の改善には、設備や什器の配置転換を行うことです。


■ 客導線を長くするレイアウトにする

基本的に、エントランスから、レジの清算の場所までの距離を長くすることを考えるべきです。ここに、ムダがあってはいけません。

レイアウトを考えるときのエントランスの自動ドアの位置とレジの配置位置、そして、主導線の取り方で客導線の長さは決まります。

このことによって、通過率、視認率の高い「売れる売場」が、多く確保できるようになります。


■ 強いマグネットを多く作る

それと、繁忙日を想定した適度な通路幅と、平台やゴンドラエンドなどの、視認率や通過率の高いマグネットの設定(設置)で、その効果性は決まります。

レイアウトの設計が悪ければ、幾らマグネットと考えていても、多くの死に場所が出来上がってしまうことにもなります。

そして、なんと言っても、真の目的は売上の拡大です。マグネットに、繁忙日を中心に、うち独自の商品や企画を展開して、お客を日々飽きさせないことです。


■ ソフトに戦略投資をすること‼

既存店でも、レジの移動やマグネットの移動、通路幅の拡大など、お金を余り掛けなくても出来ることは、結構あるものです。

しかし、どちらにしても、専門家の指導を仰ぐことを強くお奨めします。
なぜなら、直接的に、売上や人件費に関わることであり、オペレーションは、日々続くことだからです。
そして、費用対効果を考えれば、早期に取り掛かることが得策であると考えられるからです。

改装店や新店、既存店共に店舗レイアウトは、重要課題です。レイアウトの改善は、生産性を上げるためには、絶対条件です。
ハードのことばかりに気を取られ、原理と原則などソフト面の勉強に、投資を考えなければなりません。

結果的に、ハード面(イニシャルコスト)の節約なることが多く有ります。
また、何と言っても費用対効果と、日々の生産性という、ランニングコストに大きく関わることであり、営業利益が変わってしまうことにもなるのです。

※店舗レイアウト人関わる具体的な記事は、他のサミットリテイリングセンターの記事を参照してください。



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