スーパーマーケットの業務改善事例(その他)

2016年02月29日

コンセプトは「楽しいひな祭り」、売り場作り2つのポイント

基本情報

■プラン
売り場作り

ひな祭りの売り場

売り場のコンセプトは「楽しいひな祭り」

弊社で提唱するひな祭りの売り場コンセプトはずばり「楽しいひな祭り」です。ひな祭りの主役は、なんと言っても女性です。特に女の子を持つお母さんをメインターゲットに、主役の女の子、お孫さんを可愛がるおばあちゃんやおじいちゃんがターゲットとなります。

どのイベントの販促にも共通することですが、ひな祭りの売り場作りも、メインターゲットを明確に決めて、そのターゲットに「情緒的価値」、今回であれば「楽しい」という価値を提供して行くことが売上を上げる近道です。また、お子さまの健やかな成長を願うひな祭りを通して、ご家族の絆やお店とお客様との交流を深めていくことも大きな狙いです。

 

ひな祭りの売り場作りにオススメの商品

「楽しいひな祭り」をコンセプトに、お客様が「楽しく感じる」商品展開をしていきましょう。定番アイテムで言えば、チラシ寿司や手巻き寿司、桜餅、カットフルーツがあります。最近はケーキの売上も伸びてきています。お花で言えば、桃の木や菜の花が、ひな祭りらしさを演出します。

たくさんの商品がある中、ひな祭りのおすすめ商品は、シャンメリーです。シャンメリーといえば、クリスマスの飲み物を思われがちです。スーパーによっては、クリスマスに売れ残ってしまったシャンメリーを見切り品として売ってしまうお店もありますが、ちょっと待ってください。そのシャンメリー、ひな祭りでも売れるのです。シャンメリーに女の子用のラッピングを施せば、「楽しいひな祭り」を演出する立派なスペシャルドリンクになります。

 

ひな祭り商品はどこで展開する?売り場作り2つのポイント

ひな祭りの売り場作りには2つ、ポイントがあります。

  1.   ひな祭り売り場は店舗通路の通過率の高い場所に設置すること。
  2.  ひな祭り商品の展開を2月上旬からはじめること。

まず1つ目のポイントは、ひな祭り売り場は店舗通路の通過率の高い場所に設置することです。一般的なスーパーでは、生鮮売り場や惣菜、レジまでの道のりが、お客様が最も通過する確率が高いです。その導線にそって、売り場を設置すると、とっておきのひな祭り商品がお客様の目に留まりやすくなります。

2つ目のポイントは、ひな祭りの商品の展開を2月上旬からはじめることです。お菓子やひなあられなど、ひな祭りには日持ちが長い商品が多数あります。節分以降にこれといったイベントがないスーパーにとって、ひな祭りはお店を盛り上げる好機です。チラシ寿司の素などのグロッサリー商品は2月頃から展開しましょう。また、寿司などの生鮮食品は数日前から展開することをおすすめします。

 

ひな祭りの売り場作り、スーパーマーケットでのイベントをコンサルいたします。スーパーの業務改善なら、サミットリテイリングセンターまでお気軽にご相談くださいませ。

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