スーパーの営業戦略入門
2010年06月30日
天国のお母さん「ありがとう」
今年も母の日、父の日は終わりましたが、
わが社のクライアントの
微笑ましい、
そして、
心にジンとくるお話を紹介しましょう。
食品を中心に販売するスーパーマーケットにとって、
『母の日』や『父の日』は、
百貨店やGMS(総合スーパー)ほど
売り上げの取れる大きなイベントではありません。
しかし、少しの工夫で売り上げを拡大することは、十分に可能です。
売り場づくりを考えるとき、
私が推奨している販売計画書は、『展開計画書』と言っています。
目的が、「良い売り場をつくり効果を出す」ことですから、
販売計画書ではなく、売り場展開重視ということで、
あえて、『展開計画書』と名付けています。
今年も、『母の日』と『父の日』の計画から結果検証、
そして、来年の計画まで終了しました。
今回紹介するのは、その中の検証事例です。
■ 天国のお母さん「ありがとう」お供え
お母さんのいない人は、
白いカーネーションを飾ると教えられてきた人が多いと思います。
残念ながら、私は一回もありませんが、、、(笑)
青果売り場では、
フラワーギフトやフルーツギフト、
そして、野菜のメニュー提案などが定番です。
今回の事例は、
白いカーネーションだけではなく、
フルーツのギフトの横に、
『フルーツのお供えセット』をつくって陳列したというものです。
3Kg以上ある肥後グリーン
展開計画の検証の時の重点ポイントは、
「次回は、どうする」ということです。
次回は、どういう商品やサービスを付加して
バージョンアップして、『お客様に喜んでいただく』
かということを考えてもらいます。
地方では、
ご先祖を敬い、
お墓や仏壇を特に大事にします。
そのような環境で育ち、
このチーフやチームのメンバーから出てきた
アイデアではないかと推測できます。
今回の事例は、地域のお客様の潜在ニーズに大きく響いた、
とても素晴らしい取り組みです。
■ お客様から「ありがとう」
展開計画の結果発表を行っていた時、
今年の収穫ということで、
ある店舗の青果部門のチーフが
発表してくれました。
その店は、売上規模が小さな店舗で、
チーフは、店長兼任です。
おそらく田舎にあるお店ということもあり、
お年寄りのお客様が多いことが予想されます。
「ご高齢のお客様何人かから「ありがとう」の御言葉を頂戴しました」
とチーフが発表してくれた時、
私は、心にジンと来て目頭が熱くなりました。
私自身、「指導していて良かった」と思えた瞬間でもありました。
幾つになっても、
この世に生れてきたということは、
誰でもお母さんとお父さんがいるということです。
残念ながら亡くなられたお母さん、お父さんとの思い出を振り返りながら、
お彼岸などと同じように、
母の日や父の日に、
お仏壇やお墓に手を合わせてお参りをする。
そして、思い出話に花を咲かすような習慣にもなるでしょう。
彼とそのチームは、大きな地域貢献をしたと思います。
■ 機能的サービスと情緒的、感性的サービス
スーパーマーケットは、
単に食品のデリバリー機能を果たすだけではありません。
今回の事例のように、
お客様の心や右脳に届くような
サービスが、お店のファンをつくります。
単に物を売るという行為だけではなく、
特に安くなくても付加価値を感じて頂ければ、
お客様は、納得して商品をお買い上げいただけます。
今回の事例のように、
お客様が店員の行為に感謝して
「ありがとう」を言って買っていただけます。
接客や身だしなみ、クリンリネスなど、
お客様の信頼をして頂ける
誠実で親切な店づくりが固定客をつくります。
お客様は、決して値段だけでお店に来ているのではありません。
情緒的、感性的な心に響くサービス。
皆さんのお店でも、
全員で話し合い、何が出来るか検討してみてください。
わが社のクライアントの
微笑ましい、
そして、
心にジンとくるお話を紹介しましょう。
食品を中心に販売するスーパーマーケットにとって、
『母の日』や『父の日』は、
百貨店やGMS(総合スーパー)ほど
売り上げの取れる大きなイベントではありません。
しかし、少しの工夫で売り上げを拡大することは、十分に可能です。
売り場づくりを考えるとき、
私が推奨している販売計画書は、『展開計画書』と言っています。
目的が、「良い売り場をつくり効果を出す」ことですから、
販売計画書ではなく、売り場展開重視ということで、
あえて、『展開計画書』と名付けています。
今年も、『母の日』と『父の日』の計画から結果検証、
そして、来年の計画まで終了しました。
今回紹介するのは、その中の検証事例です。
■ 天国のお母さん「ありがとう」お供え
お母さんのいない人は、
白いカーネーションを飾ると教えられてきた人が多いと思います。
残念ながら、私は一回もありませんが、、、(笑)
青果売り場では、
フラワーギフトやフルーツギフト、
そして、野菜のメニュー提案などが定番です。
今回の事例は、
白いカーネーションだけではなく、
フルーツのギフトの横に、
『フルーツのお供えセット』をつくって陳列したというものです。
3Kg以上ある肥後グリーン
展開計画の検証の時の重点ポイントは、
「次回は、どうする」ということです。
次回は、どういう商品やサービスを付加して
バージョンアップして、『お客様に喜んでいただく』
かということを考えてもらいます。
地方では、
ご先祖を敬い、
お墓や仏壇を特に大事にします。
そのような環境で育ち、
このチーフやチームのメンバーから出てきた
アイデアではないかと推測できます。
今回の事例は、地域のお客様の潜在ニーズに大きく響いた、
とても素晴らしい取り組みです。
■ お客様から「ありがとう」
展開計画の結果発表を行っていた時、
今年の収穫ということで、
ある店舗の青果部門のチーフが
発表してくれました。
その店は、売上規模が小さな店舗で、
チーフは、店長兼任です。
おそらく田舎にあるお店ということもあり、
お年寄りのお客様が多いことが予想されます。
「ご高齢のお客様何人かから「ありがとう」の御言葉を頂戴しました」
とチーフが発表してくれた時、
私は、心にジンと来て目頭が熱くなりました。
私自身、「指導していて良かった」と思えた瞬間でもありました。
幾つになっても、
この世に生れてきたということは、
誰でもお母さんとお父さんがいるということです。
残念ながら亡くなられたお母さん、お父さんとの思い出を振り返りながら、
お彼岸などと同じように、
母の日や父の日に、
お仏壇やお墓に手を合わせてお参りをする。
そして、思い出話に花を咲かすような習慣にもなるでしょう。
彼とそのチームは、大きな地域貢献をしたと思います。
■ 機能的サービスと情緒的、感性的サービス
スーパーマーケットは、
単に食品のデリバリー機能を果たすだけではありません。
今回の事例のように、
お客様の心や右脳に届くような
サービスが、お店のファンをつくります。
単に物を売るという行為だけではなく、
特に安くなくても付加価値を感じて頂ければ、
お客様は、納得して商品をお買い上げいただけます。
今回の事例のように、
お客様が店員の行為に感謝して
「ありがとう」を言って買っていただけます。
接客や身だしなみ、クリンリネスなど、
お客様の信頼をして頂ける
誠実で親切な店づくりが固定客をつくります。
お客様は、決して値段だけでお店に来ているのではありません。
情緒的、感性的な心に響くサービス。
皆さんのお店でも、
全員で話し合い、何が出来るか検討してみてください。